1日たった5分でOK!プチ掃除の習慣で仕事の能率がこんなにアップする!
- 2013-08-12 (月)
- 雑感・雑記
「あなたのデスクまわりの写真を公開してください」
咄嗟にこう言われて、自信をもって公開できる人はどのくらいいるでしょうか。
写真を公開するために。前もってデスクまわりをきれいにしておくことなら誰でもできます。
でも、いつでも自分のデスクまわりの写真を堂々と公開できる人は、きっと少ないのではないでしょうか。
なかには、デスクまわりはごちゃごちゃしていたほうが落ち着く、という人もいるでしょう。
どこに何があるか、自分では分かっている、と。
そういう慣習を否定するつもりはありません。
きちんと結果を出していれば、何も問題ないのかもしれません。
ただ、多くのビジネスマンは、単に散らかしているだけ、というのが正直なところではないでしょうか。
そういう僕も20代半ばまでは、身の回りが散らかっていようがおかまいなしな人間でした。
掃除や整理は面倒で、むしろそれに費やす時間がもったいないと思っていました。
そんな僕でしたが、あるきっかけから習慣的にデスクまわりの掃除を始めました。
掃除といっても、1日たった5分だけです。
初めは半ば強制的でしたが、デスクまわりの掃除をしばらく続けていると、やがて自分をとりまく環境が変わっていくことを実感し始めました。
まず、周囲の評価が上がます。
その評価は社内だけにとどまりません。
どういうわけか社外の人からも高評価を得られるようになります。
また、整理ができる人間だと評価され、レベルの高い仕事を頼まれやすくなります。
レベルの高い仕事をこなしていくと、必然的に自分のレベルも上がっていきます。
自分のレベルが上がれば、職域も広がり、年収もアップします。
こう簡単に書いてしまうと、「掃除をしただけで・・・」と嘲笑される方もいるでしょう。
でも、実際に、あっけないほど簡単に自分のレベルが上がっていくことを実感できます。
1日たった5分の掃除の習慣を続けるだけで。
では、具体的にどんな掃除をやればいいのか。
1. まず、現状の自分のデスクを写真に撮る
まず、現状の自分のデスクを写真に撮ってください。
その後、撮った写真を、“別の空間”であらためて見てみてください。
ここで大事なのは、必ず職場ではない“別の空間”で見ることです。
職場にいる時よりも、自分のデスクを客観的に見ることができるはずだからです。
ここでは、見るだけでOKです。
頭の中に印象を残しておいてください。
2. 毎朝、ウェットティッシュでデスクの上を拭き掃除する
毎朝、出勤したら、ウェットティッシュでデスクの全面を拭きます。
この時、必ずデスクの全面を拭くように心がけてください。
表面が見えているところだけではダメです。
隅から隅まできちんと拭いてください。
なぜ全面を拭くことが重要かというと、そのためにデスクの上に置いてある“モノ”をどかす必要があるからです。
モノをどかす作業の中で、自然とその“モノ”に意識が向くようになります。
意識が向けば、何かしら考えるようになります。
つまり、それを毎朝続けていると、その“モノ”をどうすべきか、嫌でも考えるようになるはずです。
とはいえ、やり始めてみると、これがけっこう面倒です。
つい手抜きして、表面が見えている部分だけを拭いてしまいがちです。
そこは自分で意思を強くもって、毎朝続けられるように努力してください。
なにせ、1日たった5分ですから。
3. 乾いたティッシュや布で乾拭きする
ウェットティッシュでデスクの全面を拭いた後、乾いたティッシュや布で乾拭きしてください。
この時も、必ずデスクの全面を拭くように心がけてください。
当然、デスクの上に置いてある“モノ”はどかさなければなりません。
4. 1ヶ月後、あらためて自分のデスクを写真に撮る
まずはデスク全面の拭き掃除と乾拭きを1ヶ月続けられたら、あらためて自分のデスクを写真に撮ってみましょう。
もちろん、撮ったデスクの写真は、職場とは別の空間で見てみてください。
そして、掃除をはじめる前に撮ったデスクの写真と見比べてみてください。
まだ1ヶ月とはいえ、何かしらの変化が見られるのではないでしょうか。
やるべき掃除はたったこれだけです。
もしかすると、1日5分もかからないかもしれません。
この簡単な掃除を毎朝続けるだけで、仕事の能率も、自分のレベルも必ずアップすると思ってください。
とはいえ、たったこれだけの作業でも、続けていると徐々に面倒になってきます。
が、その倦怠期を超えると、掃除をしなければ気持ちが落ち着かなくなってくるでしょう。
まさに僕がそうでしたから。
さらに言うと、掃除への意識がそこまで高まると、デスクまわり以外の場所にも敏感になります。
自宅のキッチンまわりやトイレ、風呂も綺麗にしたいと自発的に感じるはずです。
もっと言えば、色々な物事への気づき方も変わってきます。
物事を客観視する能力や、プライオリティを素早く見極める判断力もついてくると思います。
その頃には、周囲の人たちからの信頼感も厚く、仕事ができる人だと評価されていることでしょう。