今や小遣い稼ぎの定番!Amazonを活用した「せどり」の基本と心構え【02】
前回の『今や小遣い稼ぎの定番!Amazonを活用した「せどり」の基本と心構え【01】』では「せどり」の基本についてお話しました。
今回は、「せどり」に取り組むにあたっての心構えについてお話します。
◯5~10万円くらいの売り上げなら教科書どおりのやり方で稼げる
「せどり」のノウハウについては、インターネットや書籍で数多く紹介されています。
インターネットで検索して、様々な記事を1~2時間も読みこめば、基本的なノウハウは理解できるのではないでしょうか。
5~10万円くらいの売上であれば、その基本的なノウハウを教科書どおりに実践すれば稼げます。
以下の労力を惜しまなければ。
- ブックオフに定期的に足を運ぶ
- Amazonでしっかり情報を確認する
- 丁寧な梱包で迅速に発送する
- 粘り強く続ける
この中で、特に「粘り強く続ける」ことは肝要です。
実は「せどり」は、思っているより利益が少ない。
そのため、しばらくすると続ける意欲が薄れてきます。
それでも、長いスパンで結果を求めるなら、試行錯誤しながら続けることが大事です。
もし、「せどり」で生計を立てるくらい本格的に稼ごうと思うなら、なおさらです。
◯ビジネスである以上リスクがあることも忘れてはいけない
「せどり」は、お金を稼ぐビジネスです。
ビジネスである以上、必ずリスクがつきまとうことも忘れてはいけません。
具体的には、以下のようなリスクが想定されます。
- いつまでも売れずに在庫を抱える
- 商品の状態が良くない、梱包が雑などの理由で、購入客からの評価が下がる
- 思いのほか必要経費がかかる
- 収支の管理をしっかりしないとトータルで赤字になっている
- 時間管理が曖昧で、時給に換算すると割に合わない(パートに出た方が効率が良い)
中でも、『必要経費』については、敏感にならなくてはいけません。
個人で「せどり」やアフィリエイトに取り組んでいると、見えにくい経費を計上していない場合が多く見受けられます。
特に『自分の給与』は経費だということを忘れがちではないでしょうか。
売上から仕入れ代や梱包材などの必要経費を引いた額が、結果として『自分の給与』と考えている人も多いようです。
そうではなく、『自分の給与』も経費として売上から差し引いて、その残りが利益になるのです。
その利益を、次回の仕入れ代として使うことができます。
個人の小遣い稼ぎ程度なら、と甘く換算しがちですが、これはとても重要なことです。
結果的に損をしている、ということになりかねません。
◯Amazonを活用して「せどり」をするメリット
あえて最後にもってきましたが、Amazonを活用した「せどり」にも当然メリットがあります。
これだけ世の中に拡散している「せどり」ですから、そのメリットは小さくはないはずです。
具体的には、以下のようなメリットが考えられます。
- 自分の裁量で仕事を進められる
- 誠実に努力すればするだけ収入を上げられる
- 本好きなら楽しい
- ブックオフまで散歩の習慣ができる
- 少なからずWEBの知識が身につく
- 副業や定年後など時間に余裕がある人が内職として取り組むとと毎日が充実する
「せどり」に限ったことではないですが、続けていくことは大変です。
「せどり」を始めた当初は、いかに楽しめるかが大きなポイントになるのではないでしょうか。